祇園祭前祭・宵山のネット中継を四条河原町のネットカフェで観ました。もちろん、ひとりで。

祇園祭前祭・宵山のネット中継を四条河原町のネットカフェで観ました。もちろん、ひとりで。
2023年7月16日夜に開催される祇園祭前祭・宵山は、何が何でも観なくてはいけません。
何せ、コロナによる休止/規制が完全に解除されるのです。見逃すわけには行かないでしょう。
現場は、暑いけど。言うと余計に暑くなるけど、だからって黙ってると発狂しそうなくらい、暑いけど。
人も多いし。多いというか、余りに多過ぎて生暖かい肉の海で遭難してる気分になるくらいだし。
コロナ明けで密集したがる輩とかも、多そうだしな。そういう輩に近寄られるの、ちょっとあれだしな。
どうしよう、と懸念も湧きはします。しかし、宵山の復活です。見逃すわけには行かないでしょう。
宵山。特に前祭の宵山。京都で最も多くの人を集める祭・祇園祭で、最も多くの人を集める行事です。
クライマックスたる山鉾巡行の前夜祭として行われてきた 「宵夜飾り」 が現代に入ると大化けに化け、
さらには昭和の道路拡張+歩行者天国化+山鉾巡行一本化で異常なまでに規模が拡大した、宵山。
後祭復活後も、16日の前祭・宵山は弩級の混雑が続いてることは、当サイトでもお伝えした通りです。
もちろん、こうした混雑を冷笑したいのではありません。 「やれやれ」 とか言いたいのではありません。
単なる観光でもなく、単なる信仰でもなく、単なる商売でもなく、単なる生活でもなく、言わばその全て。
そんな無茶苦茶な混淆、人が人であるが故に生じるカオスこそが当サイトが探求する 「京都」 であり、
前祭・宵山である7月16日の夜は、この 「京都」 が最大規模で四条通に現出する夜であると言えます。
そしてその宵山が、コロナ禍による休止や規制などの苦難を経て、遂に規制なしで開催されるのです。
正に、数年を経ての復活です。こんな機会は、もう二度と目撃出来ないかも知れません。
仮にも 「京都」 をめぐるサイトをやってる者であれば、絶対に見逃すわけには行かないでしょう。
現場は、暑いけど。言うと余計に暑くなるけど、だからって黙ってると発狂しそうなくらい、暑いけど。
人も多いし。多いというか、余りに多過ぎて生暖かい肉の海で遭難してる気分になるくらいだし。
コロナ明けで密集したがる輩とかも、多そうだしな。そういう輩に近寄られるの、ちょっとあれだしな。
どうしよう。絶対に見逃すわけには行かないけど、どうしよう。あ、そうだ。ネットの中継で観よう。

2023年宵山のネット中継、やるのはKBS京都などのメディアではなく、京都市観光協会です。
なので、いわゆるコンテンツ配信ではなくて混雑回避の誘導が目的のライブカメラ中継となってます。
が、宵山の混雑そのものを純粋に見物したい当サイトとしては、これ以上に最適な中継はありません。
カメラはあちこち配置されてますが、混雑が凄そうなのは京都経済センター前 = 四条室町でしょうか。

問題は、その中継を何処で観るかです。家で観るのは、何だし。出来れば、現場近くで観たい。
ただ、四条室町近辺での部屋の確保は、容易ではありません。連休中日で、ホテルは空いてないし。
ネットカフェも、近場にはないし。一番近いのは大宮の快活ですが、あの辺は混雑感がやや欠けます。
混雑真っ只中のネカフェなら、歩行者天国の東端に近い四条河原町のHailey’5cafeが、良いかも。

なのでHailey’5cafe、予約してみることにしました。無理と思いながら、試してみることにしました。
何せ、宵山当日の宵山真っ最中の時間です。おまけに、歩行者天国に恐らく一番近いネカフェです。
予約枠は既に埋まってて、その確認だけしようと思ってたら、4日前の時点で普通に予約出来ました。
16日の18時半から23時半、凄く普通に、何の問題もなく、予約出来ました。この店、人気ないのか?

当日16日は、18時過ぎに京阪・祇園四条駅から四条通入り。言うまでもないですが、暑いです。
京阪を出る際には、精算客や自動改札に弾かれる奴で大混雑という地獄の事態が生じてしましたが、
四条大橋まで出てみると、歩行者天国が始まったばかりだからか何なのか、混雑度は割合まあまあ。
いや、間違いなく人は多いんですが、でも全然普通に歩けたりします。宵山、こんなもんだったかな。

長らく生で体験してない間に、混雑のイメージが肥大したのかな。とか思いながら、さらに前進。
十二分に混んでるように見えますが、四条河原町近くでも望遠圧縮をかけないと混雑感は出ません。
せいぜい、河原町通に車を通すため歩行者を車道からどかせる際にだけ地獄の混雑が生じるくらい。
ただ客層は 「20歳をピークとしてプラマイ10歳前後の烏合の衆」 という、間違いなく宵山の客な感じ。

スムーズに歩けるためか、予約時間よりもかなり早めに四条河原町に着いてしまいました。
なので、無駄に混雑を増やすようで心苦しい限りですが、もう少し混雑に紛れて雰囲気を楽しみます。
宵山客、変化があるとすれば西欧系の客は増えたでしょうか。アジア系は、さほど変化を感じません。
もちろん、それでも外国人は全体の雰囲気を変える数ではなく、メインはあくまで近隣系の烏合です。

無意味に四条河原町交差点を一巡したら予約の18時半になったので、Hailey’5cafeに入ります。
Hailey’5cafeが入ってるのは、四条河原町北東に立つ阪急系ビル・コトクロス阪急河原町の4F&5F。
宵山の息吹は感じたいけど、その中には決して入りたくないという方には、正にうってつけの場所です。
見えるもの全てを音読する病の輩が 「大人のネットカフェやって」 と言うのを背で聞きながら、中へ。

脳内の全てを失禁する病の輩が 「宵山にネカフェ、安過ぎ」 と言うのを背で聞きながら、4Fへ。
エレベーターから出るとすぐ先に受付があり、予約は普通に通ってて、普通に部屋を確保出来ました。
予約したチェアー席は、部屋の広さと内装が快活を圧倒的に凌ぎ、その他全てが快活以下という感じ。
ただ、空調が完全個別なのはポイントが高いでしょう。さて、では早速、ネットの中継で宵山を観るぞ。

中継、普通に観れました。混んでる、混んでる。

混んでる、混んでる。

あれ。

あれれれ。

あれれれという感じのフリーズが延々続くことになってしまいました。中継で観る意味、ないぞ。
あ、ここの名誉のため言っときますが、店内回線は遅くないですよ。Wi-Fiは100Mbps以上出てます。
マシンはお世辞にも良い状態とは言えませんが、マシンのしょぼさが起因のフリーズではありません。
配信側が、しょぼいようです。そんなに中継で観る人、多いのか。何にせよ、ここに居る意味ないぞ。

といって下に降りて生で観るのも嫌なので、観続けますが、あれ。

あれれれ。

おっ、復活した。混んでる、混んでる。

あれ。

おっ、復活した。混んでる、混んでる。

回線、マシになりつつも不安定な状態が続くので、とりあえず先に夕食を買いに行くことにします。
下に降りるのは嫌ですが、店内フードの何ちゃらドッグとかはやたら高価なので、万やむを得ません。
Hailey’5cafe、外出も持込もOK。外出は、カードキー&伝票を渡して1時間以内に戻るシステムです。
外出票を持って20時の四条河原町交差点へ出てみると、正に混雑のピークタイム。うわあ。うげえ。

うわあ。うげえ。と思いながらも、面白がってライブカメラがある四条室町方面も望んでみたり。
そういえば、交差点では何かが高ぶったのかキスしてるアジア人カップルが湧いたりもしてましたが、
そいつらに 「もっとやれ!!もっとやれ!!●●●も挿れたれ!!」 と絶叫する阿呆餓鬼連中もいたり。
実に、宵山という感じです。でも、2分も居ればもう充分だ、とも感じました。食べ物、買いに行きます。

買物は、鱧アイテムを狙って寺町通のフレスコに行ったんですが、残念ながら売り切れてました。
しょうがないので、普段通り激安ちらし寿司とどん兵衛を購入。ちらし寿司は、3割引でした。ラッキー。
Hailey’5cafe、フリードリンクの所にお湯のポットもあり、カップ麺も仕込めます。レンジもありましたよ。
宵山の夜、大人のネットカフェにて食う賞味期限7月17日のちらし寿司の味は、きっと山鉾巡行の味。

食後は、ストロベリー味アイスクリームを食す。こちらは、フリードリンクで提供されてるもの。
ストロベリー味なのは、店のポップな雰囲気に忖度したのではなく、単にバニラがなかったからです。
そういえば店内、公式サイトみたいなお洒落な女の子がいるかと言えば、そういう感じでもありません。
ドリンク取りに行く時とトイレ以外はずっと部屋に籠もってるので、正確にはよくわからないですけど。

食うもの食ったら、さらに中継に集中します。混んでる、混んでる。

混んでる、混んでる。

おっ、日和神楽。

日和神楽、日和神楽。

日和神楽が動くということは、ぼちぼち宵山、終盤かな。

混雑も、かなり減ってきたな。

日和神楽、帰って来た、帰って来た。

帰って来た、帰って来た。

とか言ってる間に人は急に減って、函谷鉾も仕舞に入ったみたい。

交通規制も終わったみたい。

交通規制が終わった23時頃から、店内の客がはっきり増えてきたとわかるようになりました。
物音は基本聞こえない店内ですが、輩な声が響くようになってきました。祭から流れて来たようです。
ぼちぼち、帰るか。と思い、高価い高価い高価いと怒りながら3000円弱を払い、23時10分過ぎに退店。
外へ出ると、交差点には人の姿が少なく、歩行者天国も当然終了済みでした。終わった、終わった。

肉の海になってた四条通はすっかり潮が引き、普通の道になってます。終わった、終わった。
道には祭の余韻が欲しそうな連中が屯ってますが、殆どは京阪か阪急に乗って帰りそうなのばかり。
祇園祭と関係ない連中の祇園祭が、祇園祭なんかどうでもいい連中の祇園祭が、終わったわけです。
そしてもちろん、そんな連中より遙かにどうでもいい輩である私もまた、京阪に乗って帰るわけです。
ライブカメラの中継で観る宵山、基本的には特に面白くはありません。
山鉾が映ってる訳ではなく、人の波が映るだけであり、その波も特に面白くはありません。
あと、魚眼の俯瞰で観ると混雑の人の数そのものもやや薄目に感じられ、興が削がれます。
Hailey’5cafeについては、記事内で書いてる通り基本的に客層は不明ですが、
女の子は無茶苦茶にお洒落だったりするわけではなく、男は普通にネカフェ客風が多い感じ。
4時間半で3000円弱を積極的に払いたくなるかといえば、少なくとも私は微妙です。
総合的に考えると、ひとりに向いてる度は★★くらいでしょうか。
そんなネット中継で観る、祇園祭前祭・宵山。
好きな人といえば、より宵山なんでしょう。
でも、ひとりで行っても、宵山です。

Hailey’5cafe 京都河原町店
京都市下京区真町67−1
コトクロス阪急河原町 4F&5F
阪急電車 京都河原町駅下車 徒歩約1分
京阪電車 祇園四条駅下車 徒歩約2分
Hailey’5cafe 京都河原町店 – 公式

