6月, 2013 - ひとりでうろつく京都 (β版)

夏越祓の茅の輪をまたまたくぐりまくりました。もちろん、ひとりで。

2013年6月30日(日)


夏越祓の茅の輪をまたまたくぐりまくりました。もちろん、ひとりで。

いい歳をした、独男。その、穢れ切った精神と肉体。
肉体はあらぬ快楽で怒声を上げ続け、魂は無力感と万能感の狭間で腐り続け、
さらには、腐臭漂う己の生き様を、ネットを通じてなるべく広範に伝染させようと目論み、
自意識の臭気を汁にして目から飲ませるような暑苦しいサイトを作り続ける、筆の生えた糞袋。
そんなカス野郎の、穢れに穢れた穢れを祓おうとするなら、普通の祓いでは全く足りません。
質的にも量的にも肥大した糞袋っぷりを糺すには、質的にも量的にも肥大した祓いが必要なのです。
そう、例えば、大祓に用いられる茅の輪を、大量に、かつ連続して、くぐりまくるとか。
半年分の穢れをくぐり一発で祓うスピリチュアルリング = 茅の輪を、立て続けにくぐりまくれば、
あるいは独男の穢れ切った精神と肉体も、穢れなき少年のような輝きを取り戻すかも知れない・・・。
そんな藁をも掴む気持ちで、神社を求めウロウロ徘徊する夏越祓の茅の輪くぐりまくり、
2013年度上半期も、湿気爆発な梅雨真っ盛りの京都を舞台に、しっかりやってしまいました。
魂の救済というテーマを掲げ、でもやることは単なる街ブラ&嘘スピリチュアルという外道なこのネタ、
2011年度は東山周辺を中心に2012年度は堀川通を中心に、それぞれ徘徊しましたが、
2013年度のメインターゲットエリアは、一大観光地・嵐山をスタート地点とする、洛西・右京区。
理由は、特にありません。東と真ん中を攻めたのか、今度は西方面かな、と。そんな感じ。
また、厳密に西へこだわったわけでもなく、最後には北野一帯へ流れ付いたりと、極めて適当です。
が、適当に歩いても尚、かなりなボリュームの神社にかなりの頻度で遭遇する京都の濃さ、
そしてそんな濃さの中で息づくネイティブな匂いみたいなものは、多少は感じてもらえるかなと。
それでは半期に一度のスピリチュアル・デトックス or 存在の膿の大棚ざらえ、
梅雨真っ盛りの不快極まる梅雨空ですが、さあ、出発しましょう。

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藤森神社の紫陽花苑へ行ってきました。もちろん、ひとりで。

2013年6月20日(木)


藤森神社の紫陽花苑へ行ってきました。もちろん、ひとりで。

何年か前、藤森神社紫陽花苑を訪れたことがあります。
6月も終わりの頃だったでしょうか。ちょうど、紫陽花 = あじさいが満開だった頃。
特に理由は、ありません。立ち寄っただけ。入苑料が300円なので、気楽に入れるわけです。
ただその日は、物凄いカンカン照り。満開の紫陽花も、すっかり干乾びていたものでした。
やっぱり紫陽花は、雨に濡れた姿を見るもんだな、と。雨の日に、また来よう、と。
以来、雨と暇、そしてモチベーションのタイミングが合わず、梅雨をやり過ごすこと、数回。
何故そんなにやり過ごしたかといえば、そりゃ、あなた、相手が紫陽花だからですよ。
あなた、紫陽花を積極的に見たいと思いますか。あ、思いますか。でも、私は思わんのですよ。
でもやっと先日、雨が降り、暇で、行く気も起こったので、再訪を果たすことができました。
藤森神社。菖蒲の節句の発祥地として名高く、菖蒲 = 勝負の神様として崇敬を集める神社です。
そんな勇ましい神社に、何故可憐な花が並ぶ紫陽花苑ができたのかは知りませんが、
とにかく梅雨時ともなれば宇治の三室戸寺とならんで紫陽花の名所として親しまれてます。
この日は雨を通り越して、夏を先取りしまくった台風4号が上陸しかけてましたが、
おかげで全然人が少ない中、のんびり紫陽花と再会することができました。
でも、正直、自分で書いててこの記事、あまり面白くありません。かなり、面白くありません。
何故そんなに面白くないかと言えば、そりゃ、あなた、相手が紫陽花だからですよ。
あなた、紫陽花が積極的に面白いと思いますか。あ、思いますか。でも、私は思わんのですよ。
なので、紫陽花に加え、藤森神社周辺のうろうろ歩きや餅系食堂ネタも、盛ってみました。
ふらっと立ち寄った、軽くてユルいノリを、お楽しみ下さいませ。

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八幡市文化センターで映画 『レ・ミゼラブル』 を観てきました。もちろん、ひとりで。

2013年6月16日(日)


八幡市文化センターで映画 『レ・ミゼラブル』 を観てきました。もちろん、ひとりで。

八幡市文化センター
私の地元・八幡が、かつて熱かった時代の遺産であります。
などという書き方をすると、今は冷めてしまってるのかという話になってしまいますが、
少なくとも30年前、人口が増えまくり市制に移行した前後の八幡は、今よりも熱かったはずです。
石清水八幡宮の門前にあって、長らく静かな町であり続けていた、京都府綴喜郡八幡町。
しかし、多くの参拝者が精進落としに励んだ橋本遊郭が、昭和33年の売春防止法を受けて、全廃。
税収の実に3分の1を失った八幡は、男山の大阪側に団地を誘致します。男山団地の誕生です。
団地以外の宅地化も進め、2万人だった人口はその3倍以上の7万人にまで、爆発的に増加。
「このまま行ったら、10万越え、確定」 と踏んだ当時の行政は、文化施設の建設も景気良く断行し、
1983年、市役所の向かいに巨大なる八幡市文化センターを、勢いに任せて完成させました。
収容人員1220人&残響可変装置完備の大ホールは、現在に至るも音響面の評判は上々ですが、
地の利の悪さ&身の丈に合わない箱モノの宿命が相まって、コンテンツは圧倒的に、不足気味
アーティストやオーケストラのコンサート、学生の演奏会など、それなりに活用はされつつも、
人口減少中の八幡にあって、廃墟、もといお荷物、もとい遺産な存在感を、日々強めつつあります。
そんな文化センター、たまに映画もやってて、この日上映されたのが、かの 『レ・ミゼラブル』
「最初から最後まで歌いっぱなし」 という無茶苦茶なつくりで、大ヒットしたミュージカル映画です。
音響が売りのホールで見るには、実に相応しい。なので、市民の義務として出かけてみました。
ついでに、八幡市駅からホールまでの、府道22号線とは違うルートも、御紹介。
のんびりとした本当の八幡を、感じてもらいましょう。

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