赤山禅院へ紅葉を観に行ってきました。もちろん、ひとりで。

2013年11月23日(土)


赤山禅院へ紅葉を見に行ってきました。もちろん、ひとりで。

京都御所から比叡山までを結ぶ、猿ライン。
「魔界としての京都」 が流行った頃によく聞いた言葉です。今も言うんでしょうか。
御所鬼門の猿ヶ辻から幸神社、そして赤山禅院から叡山へ、幾重にも設置された猿像たち。
猿は魔物を退治する力を持つため、これらの猿象は怨霊防衛線として配置されたのだと。
これが、猿ライン。身内の呪いに怯えまくる桓武帝が作った風水都市・京都らしい話ではあります。
「目ぼしいポイントを適当に線で結んだら、何でもかんでもレイラインになるんちゃうんか」 と、
大人の対応をしたくなる話ではありますが、しかし子供の夢を踏み潰さないのもまた、大人のマナー。
それに、猿ラインの中間点に立つ赤山禅院の、不思議かつ魅力的な雰囲気に触れたら、
「大人」 な方であっても、猿や鬼門や怨霊といった話に多少の信憑性を感じてしまうかも知れません。
赤山禅院比叡山延暦寺別院ながら、様々な神が入り交じる、魅惑の宗教施設であります。
平安期、遣唐使として中国へ渡った第三世天台座主・慈覚大師円仁は、帰国時に海難に遭遇。
その時に円仁を守護したのが、道教や陰陽道の神であり、閻魔大王とも見なされるという、泰山府君
円仁はこの神を日本へ勧進しようと決意しましたが、生きてるうちにはその願いが叶わず、
第四世天台座主・安慧が遺命を果たす形で、泰山府君を赤山大明神として888年に創建しました。
平安期は無論マジの鬼門守護を務め、現在も様々な神が様々なネイティブ信仰を篤く集め、
また 「失敗したら、自決」 で知られる叡山・千日回峰行の通過ポイントとしても有名な、赤山禅院。
しかし、 「赤山」 の名は紅葉の赤に由来すると言われるくらい、紅葉の名所としても著名です。
実際、その紅葉の色の素晴らしさと、神が入り交じる魅惑的な伽藍とのマッチングは、
「確かにここには、ただならぬ霊気が漂っている」 と、霊気の門外漢にも感じさせてくれます。
あと、拝観が無料だし。実はここが一番の人気を呼んでるポイントかも知れないけど。
そんな赤山禅院の紅葉、数珠供養の日に観に行ってみました。


赤山禅院があるのは、修学院離宮の近く。最寄駅は、叡電・修学院駅です。
私はおけいはんの民なので、出町柳駅にて京阪から叡電へスムーズに乗り換えようとしたら、
叡電側の混雑がとんでもない状態で電車に乗れず、次の元田中駅まで歩いて行って乗りましたよ。
で、降りたら降りたで、赤山禅院までは徒歩20分。しんど。写真は、5分程歩いた所の案内板。


途中まで修学院道を歩き、途中で離れ、赤山禅院の鳥居に着いたの図。
タクシーや車で混雑してる様が、人気と共に、この道程が歩くべきではないことを物語ってます。
ただ、道中に並ぶ野菜や陶器の販売を、買うでもなくぼ~っと眺めながら歩く楽しみは、あるかも。
修学院道から離れるポイントには看板があるので、間違えて離宮へいくこともないでしょう。


で、参道に入ると、小川にかかるような紅葉。


その小川の水面近くには、謎の地蔵。


山門にも、紅葉。


山門をくぐると、もっと紅葉。


屋台が並ぶ石段前から、石段の先の紅葉を眺める。


さらに望遠で、その奥にある拝殿の猿を眺める。


境内に入ると、本殿前にはおみくじなどの授与所と巨大数珠あり。


その奥の不動堂では、数珠供養の準備中。


で、拝殿。


拝殿の猿と、紅葉。


本殿と紅葉と数珠。


本殿の狛犬。


本殿の 「皇城表鬼門」 の看板と狛犬と紅葉。


地蔵堂と紅葉。


地蔵堂前の紅葉と桜らしき花。


弁財天と紅葉。


弁財天前の羅漢像。


よもぎもちや丁稚羊羹などがある茶屋と、紅葉。


茶屋で食った、300円のぜんざい。


茶屋の先にある池と、紅葉。


福禄寿殿と、紅葉。


七福神と、一円玉。


福禄寿殿の先の鳥居と、紅葉。


相生社と、鳥居と、石。


日本気学発祥地の碑と、紅葉。


数珠供養で、 「中国では人を食ってる」 とかの説法をしてる、不動堂。


そして元の場所へ戻ってきたことを示す数珠 = 還念珠と、紅葉。


帰る前に福禄寿神のおみくじを引いてみるの図。


引いたら大吉で、福禄寿神も満面の笑みを浮かべたの図。


で、満足して帰るの図。以上であります。

客層の6割は、夫婦または家族連れなど地元風の中高年です。
ネイティブよりであり、まじめに坊さんの説法などを聞いたりしてます。
残り4割は、観光風とカメの烏合という感じ。やや中年夫婦が多めでしょうか。
カップルは、いなくはないですが少なく、恋愛ハイや観光ハイを垂れ流してるようなことは特になし。
若者自体、やはりいなくはないものの少なく、基本的に大した存在感はありません。
単独は、男は若いカメが多め。女は、超微量ですが若いおひとりさま予備軍がいる程度。

そんな赤山禅院の、紅葉。
好きな人と観たら、より紅葉なんでしょう。
でも、ひとりで観ても、紅葉です。

【客層】 (客層表記について)
カップル:若干
女性グループ:若干
男性グループ:0
混成グループ:0
子供:0
中高年夫婦:3
中高年女性グループ:2
中高年団体 or グループ:3
単身女性:微
単身男性:1

【ひとりに向いてる度】
★★★★
色気などのプレッシャーは特になし。
信仰メインゆえのアウェー感も、特になし。
ネイティブ感は強いが、それゆえのアウェー感もなし。
紅葉のクオリティも高く、おすすめ。

【条件】
祭日土曜+紅葉9分 13:20~15:15


赤山禅院
京都市左京区修学院開根坊町18
9:00~16:30

叡山電車 修学院駅下車 徒歩約20分
京都市バス 修学院離宮道下車 徒歩約20分
 

皇城表鬼門 比叡山延暦寺 赤山禅院 – 公式

赤山禅院 – Wikipedia