スプリングスひよしへ行って丹波ぼたん鍋を堪能してきました。もちろん、ひとりで。

2017年1月15日(日)


スプリングスひよしへ行って丹波ぼたん鍋を堪能してきました。もちろん、ひとりで。

私は、京都府南丹市園部町の船岡というところに、本籍地を置きっ放しにしてます。
「船岡」 という地名は、字がそのまんま示す通り、船と縁が深い土地ゆえ付けられたものです。
南丹は山に囲まれた丹波のど真ん中にあるので、この 「船」 が指すのは無論、川の上を走る船。
丹波の木材を京都へ運び続けた大堰川 aka 保津川 aka 桂川の、小さな浜のひとつが、船岡でした。
命名は、明治初頭と割に遅め。船運の活況が、その頃まで続いてたことを想起させられる話です。
私の何代か前の先祖も恐らくは、何らかの形で船や木に係わり、日々の糧を得てたんでしょう。
そんな船岡、現在はもちろん、川船は走ってません。これから走ることも、きっとありません。
鉄道の登場以降、物流が陸上へ移ったからです。そして、すぐ上流の日吉にダムも出来たからです。
明治後期に開通した山陰線は、角倉了以の開削以来続いた高瀬船の船運に、止めを刺しました。
また、1951年完成の世木ダム1997年完成の日吉ダムは、筏の通行も物理的に不可能にしました。
私のルーツの地は、いわばその名の根拠を失ったわけです。恐らく、永遠に失ったわけです。
このことが、本気で悲しいわけでは、もちろんありません。正直言って、どうでもいい話ではあります。
家が潰れてる為、船岡へまともに行ったこともないし。関係ないといえば、関係ありません。
が、心の底では、少し気になってました。いや、むしろ単なる興味という形で、少し気になってました。
特に、船運の死を具象として示す日吉のダムは、機会があれば拝んでみたいと思ってました。
そんなところへ降ってわいたのが、当サイトの冬期限定企画 「ひとりで食べる京都のぼたん鍋」 です。
「ぼたん鍋を食い、温泉にも必ず入り、冬を満喫する」 という無茶なルールで開始されたこの企画、
その無茶さゆえに行ける場所が極端に限られてるんですが、日吉ダムはこの縛りが、ばっちり合致。
ダムの付帯施設・スプリングスひよしでは、掘削された日帰り温泉・ひよし温泉が、営業中。
施設にはレストランもあり、そこでは上手い具合にぼたん鍋まで提供中。これは、いい機会です。
自身のルーツ探求と開発の問題、そして京都に於ける河川交通の歴史と、ベタな冬グルメ&温泉。
これらを上手く融合させ、俗にして学究的であり、それでいて魂の芯にも触れる記事を作ってみよう。
また、雪が降ってる日を選んで出掛けることで、ビジュアルを強化し、冬満喫感も演出してみよう。
そんな下心を抱き、私は日吉へ出掛けたのでした。大雪が降る日を選び、出掛けたのでした。
しかしこの日の日吉は、そんな下心など踏み潰す、怒涛の雪国状態だったのです。


日吉ダムがある南丹市日吉町は、園部よりも更に北。京都駅からだと、北西へ50キロほど。
公共交通は、JRのみ。車がない私は、故郷の地名に止めを刺したJR山陰線へ760円で乗車します。
もっともこの日は、車があっても乗りたくないくらいの、大雪。京都駅の路盤さえ、雪が積もってました。
それでもまあ、所詮は近畿都市圏の雪。運行に支障はなく、水墨画の如き保津峡も余裕でスルー。


保津峡を抜けて亀岡へ入ると、天気は急に晴天化し、銀世界化した田んぼが車窓へ登場。
美しいです。が、その先に見える山々は、雪で凄みあり過ぎ。ここから先の雪量に、不安を感じます。
ホームの積雪量も、北上する毎に増加。福知山行きへ乗り継ぐ園部駅では、50cm近く積もってました。
通過待ち特急の遅れに更に不安を感じながらも、雪と縁遠い南部民としてはやはり、しばし雪遊び。


で、かなり遅れて発車した2両ワンマンの福知山行き列車は、更なる雪国状態の中を疾走。
雪煙を上げて着いた次の駅 = 私のルーツの地・船岡駅は、園部駅を遙かに凌ぐ、真っ白状態です。
魂の故郷を華麗にスルーした後、到着した目的駅・日吉駅もまた、真っ白。北はやはり、凄いですね。
それでもまあ、南部民には雪はあくまで稀事。目いっぱい楽しみながら、ダムまで歩いてみましょう。


と歩き始めたら、周囲は目いっぱいどころか足いっぱい&道いっぱいの雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


大堰川 aka 保津川 aka 桂川を渡ったら、橋もいっぱいの雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


歩道が消滅してるのでやむなく歩く車道も、ダムで移転した神社も、いっぱいの雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


アイスバーンで滑って何度も転んだり、膝まである雪の中をセメントの海を泳ぐように進んだりと、
いっぱいいっぱいな気持ちでペンギン歩きを続けた約40分後、バリィさんが乗る看板が見えました。
スプリングスひよし、到着です。日吉ダムの建設に伴って1998年10月に出来た温浴施設、到着です。
これこそが、ダム建設で地元が衰退しないよう整備されたレクリエーション施設の、入口であります。


大水害を起こしまくる大堰川の治水と、下流の関西圏での水需要急増に対応する利水の為、
1962年当時の建設省は、日吉町天若を沈める形で宮村ダム aka 日吉ダムの建設を決定しました。
現地住民は無論、反対。しかし、27年に亘る闘争の末、約150世帯の村はダムの底へ沈んだのです。
で、現在は、バリィさん。いや、こちらの方が誕生は早いらしいですが、何ともバリィさんであります。


あ、イントロでも書いてますが、私は日吉ダムに対して含むところは、別段何もないですよ。
桂川の水量を安定させ、下流域の治水&利水を実現したダム。下流な私は、本当に助かってます。
それに、 「地域に開かれたダム」 としてスポーツ施設やBBQ施設も作られたここは、一般人気も獲得。
「日吉といえばダム」 と、代名詞化までしてるんだとか。この日は、雪以外には何も見えませんけど。


もちろん、屋内施設にはお客さん、沢山います。スプリングスひよしの施設棟、到着しました。
車との離合+車と車の離合との離合を繰り返して着いた施設棟、原発感溢れる外観を誇ってます。
入口前では、スタッフらしき人達が 「お客さん帰れへん」 みたいなこと言いながら、雪対応の相談中。
大丈夫、私は歩いて来ましたよ。40分歩いて、体が心底冷えたけど。あと、何度か死にかけたけど。


すぐ温泉入ろと思いながら施設へ入ると、入ってすぐの辺に売店があり、横にレストランもあり。
体が心底冷えてましたが、15時前で腹も猛烈に減ってたので、何か反射的に入店してしまいました。
やはり原発感溢れる温泉棟と川を挟んで建つレストラン棟、中は割と、広め。客は、3分の1程の入り。
雰囲気は、新しめの道の駅な感じ。客の多くは地元系で、景色に飽きてるのか窓際に近寄りません。


メニューには、名物・ひよしダムカレーなどに加えて、1600円程の一人用のぼたん鍋膳もあり。
しかし、私が頼むのはもちろん、亀岡の猪肉を使った丹波ぼたん鍋です。来る前から、決めてました。
ただしこのメニュー、注文は2人前から。一人で2人前を頼めるか訊いてみようと思いながら、ベル押し。
訊いてみると、2人前注文、大丈夫でした。で、注文。あ、いつも大丈夫なのかどうかは、知りません。


で、どんどん豪雪化していく景色を脅えながら見てると、鍋2人前が配膳台で運ばれ、登場。
鍋は、完全に、フルサイズ。2人前の分量の肉に加え、野菜も30cm程のデカい皿に山盛り状態です。
コンロももちろん、固形燃料ではなくカセットコンロ。鍋道具各種も運ばれ、卓上は満杯。本気ですね。
大原の里以来の、本気の鍋になりそうですね。ではこちらも気合を入れ、向き合うことにしましょう。


で、気合を入れて眺める、3mmほどの厚さでカットされた肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉
肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉
肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉
肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉


更に眺める聖護院かぶ・水菜・しめじ・大ネギ・豆腐・納豆餅などの菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜
菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜
菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜
菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜菜


そして気合を入れて煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮
煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮
煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮
煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮煮


で、そこそこ煮たところで、肉を食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食
食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食
食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食
食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食


で、山盛りになってた野菜も食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食
食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食
食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食食って、もう少しまともに説明した方がいいですね。
地産ものの野菜は、簡単に鍋へ順化しないくらい、野趣が爆裂。獰猛な生命力、という感じでしょう。


果てしなく豪雪ビジュアルと化してていく窓の外を睨みながら、鍋、どんどん煮込んでいきます。
丹波ぼたん鍋、出汁は、赤味噌系。黒豆もここの名物らしいので、あるいは黒豆味噌風味なのかも。
で、とにかく、辛い。塩辛さが前に立ち、 唐辛子のピリ辛感もあって、辛い。で、出汁の旨味は、薄め。
甘味と旨味、もう少し欲しいです。野菜を煮込んでいけば、丁度良い塩梅になるかも知れません。


などと考えながら煮込みを続行し、同時に、厚めに切られた猪肉の切り身をホロホロと食す。
亀岡産猪肉、柔らかいです。それも、豚肉の柔らかさとは違い、 より野趣を感じる柔らかさというか。
味も、豚に近いですが、 正確には豚から脂っぽさを抜いて淡泊にし、やはり野趣を足したような感じ。
煮込んでも柔らかさを維持してくれる、何とも良い肉です。もちろん、生臭さなどは一切ありません。


で、辛い辛いと言いながらも、結局はすぐに肉と野菜を全て食い切り、残ったのは、納豆餅。
これまた丹波の名物です、納豆餅。正月には、雑煮代わりに煮たり焼いたりして食べるといいます。
丹波系人なのに 「といいます」 と伝聞形なのは、私の親が白味噌雑煮エリアの人で、馴染がない為。
煮るとすぐに溶解した納豆餅、塩味が効いてて美味いです。塩辛い出汁は、更に塩辛くなったけど。


この塩辛い味噌出汁、逆に活用できるのは、米と卵の丸味を借りる雑炊しかありません。
というわけで、大原の里の際に食い損ねたリベンジも果たすべく、270円の雑炊セットを追加します。
持ってきた店員さんは、 「ラストオーダーです」 と言って、去りました。驚いて時計を見ると、まだ16時。
この手の施設では割とよくあることですが、しかし、早いです。雪のせいでなければ、いいですけど。


白飯・卵・薬味の雑炊セット、煮立った鍋へすぐに全投入。で、しばし煮た後、すぐに食始。
味は、水分が飛んだ分、更に塩辛し。ドリンクバーのジュースで中和しようかなと、考えたりしました。
でも、ラストオーダーらしいし。それに、ぼたん鍋と相性の良いジュースなんか、あった方が恐怖です。
雑炊、煮込む毎に納豆餅味が前景化。ある意味、 「丹波ぼたん鍋」 の名に相応しい味であります。


で、辛い辛いと言いながらも、16時半には食了。で、いっぱいになった腹を抱えながら、勘定。
もらったレシートには、 「丹波ぼたん鍋 (大) 」 2人前をひとりで食った旨、しっかり書かれてました。
さあ、次は温泉です。 「ひとりで食べる京都のぼたん鍋」 の企画趣旨を遵守すべく、温泉へ移動です。
風呂へ入り損ねた三和荘の際の二の轍を踏まぬよう、さっさと必須要件を済ませるのであります。


で、温泉棟へ移動すべくダム川の橋へ行くと、目の前いっぱいいっぱいの雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
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雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


橋からダムを眺めても、視界に入るのはいっぱいいっぱいの雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
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雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


レストラン横の足湯でことを済まそうかと思っても、そこもいっぱいいっぱいの雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
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雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


で、何とか根性で橋を進み、船運の死を具象として示すダムを全く拝めぬまま、温泉棟へ到着。
で、入ろうとしたら、係の人に16時半で受付終了と止められました。大雪警報が出た為、だそうです。
温泉、入れません。企画趣旨、また守れません。レストランの早仕舞いも、警報の為だったんですね。
残念です。ここまで来ながら、残念です。余りにも、無念です。が、しょうがありません。帰りましょう。


無念さいっぱいで歩き出した外は、またいっぱいいっぱいの雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


暗くなった17時半に駅へ着き、電車に乗るも、車窓はいっぱいいっぱいの雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪
雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪雪


いっぱいいっぱいの雪に囲まれた列車は、日吉駅で全く動かず、結局19時前になって、発車。
でも、次の船岡でまた待たされ、乗り継ぎの園部でもまた待たされ、八幡に戻れたのは22時前です。
ルーツも河川交通も温泉もなく、雪と鍋ばかりに向き合う日吉訪問でありました。雪って、怖いですね。
因みにスプリングスひよし、翌日は雪休業。気候が良い時に、温泉リベンジ、させてもらいましょう。

この日のスプリングスひよしの客層は、
7~8割が地元 or 近隣系であり、大半は中高年寄りの家族連れや老人達。
若者は、いなくはないですが、20代以下は少なめ。30代~40代っぽいのは、そこそこいます。
雪のせいかどうかは不明ですが、まるっきり観光客に見える人の姿は少なめでした。
単独は、基本、いません。全く、いません。自分で自分を怪しいと感じるくらい、いません。
アウェー感は強烈ですが、建物が原発 or 大友克洋的な硬質のだだっ広さを誇ってるので、
至近距離で身内感を感じさせられたりするようなことは、左程ないんじゃないでしょうか。
ひとり鍋は完全に浮きますが、あれこれ言われたり見られたりすることも、ありませんでした。
ただ、警報レベルの大雪の日以外の層がどんな感じなのかは、あくまで不明です。

そんなスプリングスひよしでの、丹波ぼたん鍋。
好きな人と食べたら、より日吉なんでしょう。
でも、ひとりで食べても、日吉です。

【客層】 (客層表記について)
カップル:1
女性グループ:0
男性グループ:0
混成グループ:0
子供:0
中高年夫婦:21
中高年女性グループ:0
中高年団体 or グループ:7
単身女性:0
単身男性:0

【ひとりに向いてる度】
★★★
浮くことは間違いないが、魅力や利点も色々と多い。
ダムが好きで温泉も好きなら、足を運ぶ価値は高いと思う。
ただ、大雪警報が出てる日は、行かない方がいい。

【条件】
日曜+大雪 15:00~16:30


 
 
 
 
スプリングスひよし
京都府南丹市日吉町中宮ノ向8
レストラン 12月~2月 11:00~19:00
温泉・温水プール 10:00~21:30

南丹市営バス スプリングスひよし下車すぐ
JR山陰本線 日吉駅下車 徒歩約25分
 

スプリングスひよし – 公式

道の駅スプリングスひよし – Wikipedia